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建築や都市における近傍

2016-02-27 (Sat) / カテゴリー:UI, UX

建築や都市のユーザーの体験、ユーザーが居る位相空間を考えるにおいて、近傍(きんぼう)の考え方があります。
※ wikipedia 近傍

建築や都市における近傍を、
創業期にCAVEやアイトラッキングの実験結果も鑑みながら描いてみていたスケッチが以下のようなものです。


                         窓から見える都市の風景


                        都市の風景における要素の分類


ユーザーの身の回りには、
・五感で認知している要素
・視覚やその他の五感に限らずメタ認知として認知している要素
様々な要素が存在しますし、
・入力された要素を脳内で整理する能力
も重要になります。


その中で、ユーザーにとって、
建築とは何か、都市とは何か、
建築の内部・外部・境界とは何か、
を考えていく必要があります。
「建築とは、境界をつくることである」とする言及もありました。

メタ認知も含めると、
ユーザーの知覚要素・知覚範囲を測ることは非常に困難を伴いますが、
当社では、少しずつでも、アイトラッキング等から視環境を中心にユーザーを測り、
広くユーザーに関与される建築や都市を考えていきたいと思っています。


当社では、ユーザーの知覚範囲・知覚方式の分析・分類を進めており、
位相空間に着眼した「心的トポロジー」という独自概念も発展させつつ、
ウェアラブルコンピューター・アイトラッキング関連の実験・研究を進めています。
※「心的トポロジー」は、日本建築学会形態創生コンペ2012入賞案「観性の建築」で提案した概念です。