Geocreates

ブログ

アーカイブ

視線分析と建築のUI

2016-08-28 (Sun) / カテゴリー:UI, UX

ここ数日、InsiteVRInstaVR、等の、
エンタメユース以外・特に建設・不動産に関連するVR系の資金調達が連続してニュースに取り上げられました。

InstaVRには注意点分析のサービスも含まれており、
建築関連のUI/UXの議論が深まるきっかけの1つになるであろう点で弊社も注目しています。

視線分析関連のサービスとしては、4・5数年前から3MVAS等のサービスがリリースされており、
アイトラッキングが機能も含めたヘッドマウントディスプレイのFOVE等のハードウェアも今後市場に入ってくるため、
多方面での利用や議論が促進されてくることかと思います。



視線分析/アイトラッキングは、
書籍:Research & Design Method Index -リサーチデザイン、新・100の法則 
においても示されているように、
・上流(要件が固まる前の定性)
・下流(要件が固まった後の定量)
の双方のリサーチ手法として取り上げられています。


<リサーチデザインにおけるアイトラッキングの位置付け>
※書籍:Research & Design Method Index -リサーチデザイン、新・100の法則(左)から、
目次の手法一覧の一部を抜粋(右)

ヒートマップ等で示される定量評価における利用も重要ですが、
定量のみではなかなか価値が見出し難いかと思います。

定性/定量の視座を持った分析から、本質的な観点や、独自な観点を得ることが、
ユーザーのフレームを明示・拡張し、新しい価値を生むデザインになると考えられます。



建築や都市は連続的で環境的なものであるため、
UXのコンテクストの範囲が無限にも成り得ます。


<UI/UXの関係図>

その際、ユーザーが認知できる(現象する)インタフェースを、
どのような要素範囲とするかが、議論の焦点になります。



<UX白書における4種類のUX>
※hcdvalueのwebサイトより

そのような議論の中で、弊社のアイトラッキングのアプローチでは、
「何」よりも「どう」見たかも重視して、生態心理学(アフォーダンス)や環境心理学的等の観点も考慮し、
脳科学等も含めた人側の要素と環境側の要素双方で、定性/定量の分析から実験・研究・開発を行っています。



現在、弊社で開発を進めているプログラムの方は、
BtoB,BtoCに広く関連付けられるように関係各所お話させて頂きながら進行させています。

ご期待頂いて参加・コンタクト・チェック頂いている皆様には、今しばらくお待ち頂ければと思います。
また、各種連携の点で、ご関心頂ける法人・個人の方々からのご連絡も引続きお待ちしております。